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ファンク・ブルースセッションの定番曲 ─ 東京で開催中の現場と最初の10曲

ファンクセッション・ブルースセッションで頻出する定番曲を10曲厳選。Chameleon・Cissy Strut・Superstition などのファンク定番と、Stormy Monday・Sweet Home Chicago などの12小節ブルースを、コード進行とソロの入り方つきで解説。ジャズとは違うグルーヴ/リフ重視の世界に最短で入るための、東京のファンク・ブルース定番曲ガイド。

約6分で読めます

ジャズだけじゃない、セッションの世界

ジャムセッションというとジャズのイメージが強いかもしれませんが、東京にはファンクやブルースのセッションも数多く開催されています。

SOMETHIN' JAZZ CLUB(池袋)のファンクセッション、Bar aLive(新宿)のファンクナイト、SAVOY TRUFFLE(本厚木)のロック&ブルースセッション、Cafe de Noel(福生)のブルースセッション。ジャンルに特化した会場が点在していて、それぞれの世界に入りやすい定番曲があります。

ジャズのスタンダードとは違うアプローチで、グルーヴやリフを重視するのがファンク・ブルースセッションの特徴です。

ファンク定番曲 5選

1. Chameleon(Herbie Hancock)

ファンクセッションの大定番。ベースラインのリフが有名すぎて、これを知らないと始まらない。Bbmの2コードで延々とグルーヴし続ける構造なので、コード進行を覚える負担がほぼゼロ。ソロもペンタトニックスケール一発で気持ちよく弾ける。

2. Cissy Strut(The Meters)

ニューオーリンズファンクの金字塔。シンプルな2コードのリフで、ファンクのポケット(リズムの溜め)を学ぶのに最適。ドラムとベースのグルーヴが命。テンポはゆったりめで、16ビートの基本が詰まっている。

3. Superstition(Stevie Wonder)

言わずと知れたスティーヴィー・ワンダーの名曲。クラビネットのリフが有名だが、ギターやキーボードでも再現可能。Ebmのペンタトニックでソロが取れる。知名度が高いので、セッション参加者全員が知っている確率が高い。

4. Watermelon Man(Herbie Hancock)

ハービー・ハンコック作。ジャズ版とファンク版(Head Hunters)の2バージョンがあるが、ファンクセッションではHead Hunters版が定番。Fのブルーススケールでソロが取れる。ジャズセッションでも呼ばれることがあるので、両方の世界で使える曲。

5. Pick Up the Pieces(Average White Band)

ホーンセクションのリフが印象的なファンクナンバー。管楽器がいるセッションで呼ばれることが多い。テーマのリフを覚えておくと、ホーンセクションの一員として参加できる。キーはF#m。

ブルース定番曲 5選

1. Stormy Monday(T-Bone Walker)

ブルースセッションの超定番。スローブルースの代名詞で、12小節のブルース進行をベースにしたコード進行が少しジャジーなのが特徴。テンポがゆっくりなので、表現力を問われる曲でもある。

2. Sweet Home Chicago(Robert Johnson)

ブルースのアンセム。シャッフルのリズムで12小節ブルース。キーはEまたはAが多い。ギタリストは必ず弾ける曲。ボーカルセッションでも定番中の定番。

3. Red House(Jimi Hendrix)

ジミヘンの代表的なブルースナンバー。スローからミディアムテンポで演奏される。12小節のBbブルースで、ギタリストなら一度は弾きたい曲。ファンク寄りのアレンジで演奏されることもある。

4. Pride and Joy(Stevie Ray Vaughan)

テキサスブルースの代表曲。シャッフルのアップテンポで、バンド全体のグルーヴが試される。ギタリストにとっては腕の見せどころ。キーはEb。

5. The Thrill Is Gone(B.B. King)

B.B.キングの代表曲。マイナーブルースの定番で、12小節のBmブルース進行。テーマのメロディが美しく、ギターのチョーキングが映える曲。ブルースセッションで「何やりますか?」と聞かれて最初に出てくることが多い。

ファンク・ブルースセッションの特徴

ジャズセッションとは少し違うルールやマナーがあります。

リフが大事: ジャズはテーマ→ソロ→テーマの流れだが、ファンクはリフ(繰り返しのフレーズ)をバンド全体で演奏しながらソロを回す。リフを覚えていることが参加の前提。

グルーヴ優先: 速いフレーズよりも、リズムのポケットにハマっているかどうかが評価される。音数を減らしてグルーヴに乗ることが大切。

コール&レスポンス: ブルースでは歌い手とバンドの掛け合いが基本。ソロの時も、フレーズを「会話」するように組み立てる。

ペンタトニックが武器: ファンクもブルースも、ペンタトニックスケール(+ブルーノート)が基本。ジャズのように複雑なスケールを使わなくても、ペンタトニックだけでかっこいいソロが取れる。

どの会場でファンク・ブルースセッションができる?

セッションマップに掲載されている会場の中で、ファンク・ブルースのセッションを開催しているのは以下のようなところ。

ファンク系: SOMETHIN' JAZZ CLUB(池袋)、Bar aLive(新宿)など

ブルース系: SAVOY TRUFFLE(本厚木)、Cafe de Noel(福生)、Live Cafe BACK IN TIME(小岩)など

ジャンルフリー: マッカーサーギャレッジ(本厚木)、Music Bar Teen Spirits(川崎)など。ロック・ファンク・ブルースなんでもありのセッション。

ジャズセッションの会場でも、Chameleon や Watermelon Man はよく演奏されます。ファンクの定番曲をいくつか持っておくと、ジャズセッションでも話題が広がります。

ジャズとファンク・ブルース、どっちから始める?

どちらが「正解」ということはありません。自分が好きな音楽から始めるのが一番。

ただし、ブルースはジャズの基盤でもあるので、ブルースの12小節進行を覚えておくと、どちらの世界にも入りやすくなります。「ブルースインF」と言われて演奏できれば、ジャズセッションでもファンク/ブルースセッションでも通用します。

まずは1曲、好きな曲から。セッションマップで近くのセッションを探して、飛び込んでみてください。

ジャズスタンダードの定番曲は、ジャズジャムセッション定番曲リスト でまとめています。

※ セッションの進行や選曲ルールは会場やホストによって異なります。

よくある質問

ファンクセッションで最初に覚えるべき定番曲は?
Chameleon(Herbie Hancock)と Cissy Strut(The Meters)の2曲です。Chameleon は Bbm の2コードで延々とグルーヴする構造なのでコード進行を覚える負担がほぼゼロ、ソロもペンタトニックスケール一発で気持ちよく弾けます。Cissy Strut はシンプルな2コードのリフで、ファンクのポケット(リズムの溜め)を学ぶのに最適。ほかに Superstition・Watermelon Man・Pick Up the Pieces も頻出です。
ブルースセッションの定番曲は何ですか?
Stormy Monday(スローブルースの代名詞)、Sweet Home Chicago(シャッフルの12小節ブルース、キーは E か A)、The Thrill Is Gone(Bm のマイナーブルース)あたりが定番です。基本は12小節のブルース進行ひとつなので、これを覚えておけば「何やりますか?」と聞かれてもすぐ参加できます。
ファンク・ブルースはコード進行を覚えるのが大変ですか?
むしろジャズより負担は小さいです。Chameleon は2コード、ブルースは12小節進行ひとつで成立します。複雑なスケールは不要で、ペンタトニックスケール(+ブルーノート)が基本の武器。速いフレーズより、リズムのポケットにハマっているか(グルーヴ)が評価されます。
ジャズセッションとファンク・ブルースセッションは何が違いますか?
ジャズはテーマ→ソロ→テーマの流れですが、ファンクはリフ(繰り返しのフレーズ)をバンド全体で演奏しながらソロを回します。リフを覚えていることが参加の前提。グルーヴ優先で音数を減らす、ブルースは歌い手とバンドのコール&レスポンスが基本、という点も違います。
東京でファンク・ブルースセッションができる会場は?
ファンク系は SOMETHIN' JAZZ CLUB(池袋)や Bar aLive(新宿)、ブルース系は Live Cafe BACK IN TIME(小岩)などで開催されています。ジャンルフリーでロック・ファンク・ブルースなんでもありの会場もあります。セッションマップで近くのファンク・ブルースセッションの日程・会場・料金を探せます。

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