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新宿・高田馬場エリアのジャムセッションガイド

新宿・歌舞伎町・高田馬場エリアのジャムセッション会場を紹介。老舗ジャズクラブから毎日セッションのバーまで、各店の特徴と雰囲気をまとめました。

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新宿エリアは、東京ジャムセッションの中心地

「東京でジャムセッションに行きたい」と思ったときに、まず名前が挙がるのが新宿・歌舞伎町エリアです。

日本のジャズシーンを語るうえで外せない老舗クラブがあり、365日セッションをやっているバーがあり、ジャンルを超えたセッション箱がある。しかも駅からのアクセスがいい。仕事帰りや休日に「ちょっと寄っていこう」ができるのは、このエリアの大きな強みです。

さらに電車で数分の高田馬場まで足を伸ばすと、半世紀の歴史を持つジャズの聖地が待っています。四谷方面にも、ほぼ毎日セッションを回している会場がある。新宿を起点にすると、セッションの選択肢は本当に広いです。

新宿・歌舞伎町エリアの会場

新宿PIT INN(歌舞伎町)

日本のジャズシーンを60年以上にわたって支えてきた、文字通りの「聖地」。出演者リストを見れば、日本のジャズの歴史そのものと言っても過言ではありません。

そんなPIT INNで毎週金曜の昼間にジャムセッションが開催されています。夜の部はプロのライブですが、昼の部はセッション。あのステージで自分も演奏できるというのは、ミュージシャンにとってはちょっとした特別体験ですよね。

ゴールデンエッグ(歌舞伎町)

歌舞伎町の地下にある老舗ライブバー。2007年のオープン以来、「セッション箱」として独自の立ち位置を築いてきた場所です。

ここの面白さはジャンルの幅広さ。ジャズ、ファンク、ブルース、ロックはもちろん、J-POPセッションや昭和歌謡セッションなど「誰かの曲をみんなでやる」タイプの企画もあるのが特徴。オーナーの青柳さん自身がサックスプレイヤーで、出演者にチケットノルマを課さないという方針で運営されています。

平日はセッション、土日はブッキングライブが中心。朝まで営業できる環境で、音量を気にせずガッツリ演奏できるのもこの箱ならでは。客層は30代以上のベテランプレイヤーが多めです。

Bar aLive(歌舞伎町)

歌舞伎町のビル10階にある隠れ家的ライブバー。365日何かしらのセッションやライブが組まれているので、思い立った日にふらっと行けます。

セッションもライブも質が高く、いいミュージシャンが集まっている場所です。ファンクセッション、Jazz勉強会、Loose Session、天然パマ夫JAMなど、名前のついた定期セッションがいくつも走っていて、それぞれホストやジャンルが違う。ライブもジャズだけでなく、シャンソン、ゴスペル、フュージョンと多彩で、通うたびに違う音楽に出会えます。

カウンターもあるので、まずは飲みながら様子を見て、タイミングが来たらステージに上がるという使い方もできます。歌舞伎町のネオンを見下ろしながらセッション、というのはなかなか他では味わえない体験ですね。

高田馬場エリアの会場

JazzSpot Intro(高田馬場)& Café Cotton Club(高田馬場)

高田馬場でジャズといえば、JazzSpot Intro。1975年にジャズ喫茶として開業し、51年の歴史を持つ老舗中の老舗です。BRUTUSが「登竜門にして最終地点」と表現したこの場所は、今のジャズシーンを牽引するミュージシャンたちが若い頃に通い詰めた場所でもあります。

セッションが始まったのは1990年。きっかけは早稲田大学のジャズサークルの学生たちが「ここでセッションをやりたい」と提案したこと。そこから楽器を店に入れ、週1のセッションが始まり、今では毎晩のようにセッションが回っています。

そしてこのIntroと同じビル(SOUNDS bldg.)にあるのがCafé Cotton Club。1984年にビルの地下階にオープンしたカフェバーで、こちらも同じ株式会社イントロの運営です。毎週金曜の夜に「花金ジャズ・セッション」が開催されていて、プロとアマチュアが入り混じったにぎやかなセッションが楽しめます。

最近は海外からの来訪者も増えていて、国際色豊かな雰囲気も魅力です。地下の小さな空間に20人ほどが詰め込まれて、プロもアマも外国人も関係なくセッションを回していく熱気は、ここでしか味わえないものがありますよ。

大久保エリアの会場

Cafe Dolce Vita(大久保)

JR大久保駅から徒歩3〜4分のライブカフェ。2007年開業で、グランドピアノ常設。昼はカフェ、夜はライブハウスという二部制で営業しています。

ここの面白さは曜日ごとにジャンルが変わること。月曜はジャズセッション、水曜はアコースティックのオープンマイク、木曜はソウル/ファンクセッション。ジャズだけじゃなくソウルやファンクもやりたいという人には、木曜日が狙い目ですね。リスナーは無料で聴けるので、まずは雰囲気を見に行くところから始められます。

四谷エリア(少し足を伸ばして)

LIVE UNTEN 45(四谷三丁目)

四谷三丁目の車力門通りにある、2016年オープンのライブバー。新宿からは丸ノ内線で1駅です。

ここは実はかなりのセッション頻度で、月に15回以上ジャムセッションを開催しています。土日は昼からセッションがあり、平日の夜もほぼ毎日何かしらのセッションかライブが入っている。毎回ホストバンドが違うプロミュージシャンなので、行くたびに違う組み合わせで演奏できるのも楽しいところ。オープンマイク&ボーカルセッションや、セミナー付きのセッションなど変わり種もあります。

新宿の喧騒とは違った落ち着いた雰囲気でセッションを楽しめる穴場的な存在です。

このエリアの特徴まとめ

新宿・歌舞伎町は「毎日どこかしらでセッションがある」という圧倒的な選択肢の多さが強み。仕事帰りに気軽にとか、休日の昼間にとか、自分のスケジュールに合わせて会場を選べるのは他のエリアにはない利便性です。

高田馬場は51年の歴史を持つIntroを中心に、ジャズの濃密な空間が広がっています。IntroとCotton Clubのセットで週末を過ごすのは、高田馬場ならではの楽しみ方ですね。

セッションマップでは、このエリアの全会場のスケジュールを地図上で確認できます。「今週末、新宿あたりでセッションないかな」というときに、ぜひ使ってみてください。

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